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【まるで温泉旅館】箱根で日帰り温泉なら「天山湯治郷」が一押し。混雑や食事の情報も!貸切風呂はある?

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箱根の楽しみ方

神奈川県が誇る温泉観光地、箱根。

開湯は奈良時代に遡るというこの歴史ある温泉地は、箱根七湯を始めとして、豊富な種類の源泉が湧き出ています。

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風格ある温泉旅館が立ち並ぶ川沿いの街並みや、大涌谷・小涌谷などの雄大な自然景観。

画像出典 スカイチケット

それだけでなく、毎年正月に行われる箱根駅伝といったスポーツイベントもあり、一年中楽しめるスポットと言っていいでしょう。

そんな一大温泉地の箱根の人気の原因は、やはり「アクセスの良さ」にあるでしょう。

新宿からロマンスカーで90分。神奈川県内からだと、1時間程。週末、泊まりで小旅行に行くのにはうってつけの近さです。何なら、十分に半日といった空き時間にでも、遊びに行ける距離なのです。

それゆえ、箱根には、いくつもの日帰り温泉施設が立ち並んでいます。しかし、そんな中でも、一つ抜きんでた存在感を示す僕のお気に入りがあります。

「ちょっと、リフレッシュしたい!」

そんな気分の時、平日の夜にでも車を飛ばし、静かな山奥の旅館に来たような気分を味わえる温泉施設「天山湯治郷」

今回は、本当は教えたくない、そんな箱根の一押し日帰り温泉「天山湯治郷」をご紹介します。

「天山湯治郷」とは

私の実家がある横浜市からは、車で1時間弱。箱根湯本の駅前から旧東海道へと抜け、狭い道を走ること数分。

箱根新道と伴走する旧東海道の坂道の途中、須雲川のほとりに「天山湯治郷」はあります。

天山湯治郷入口

画像出典 吟遊!箱根仙人

渓谷に立ち並んだ瓦屋根の建築物たち。旧東海道から見下ろすと、まるで一つの集落のようです。

車の窓ガラスを開けると入り込んでくる、新鮮な空気。この辺りは深い緑に囲まれ、空気が清く澄んでいます。

 

「天山湯治郷」の施設

天山は「日帰り温泉」とは言いましたが、「湯治郷」という名の通り、湯治のための施設の集合体。2種類の日帰り温泉施設に加え、宿泊しての湯治滞在が楽しめる施設もあります。

天山には、大まかに分けて4つの施設があります。

  1. ひがな湯治 天山・・・多彩な入浴施設、飲食施設、休憩所などを備えた日帰り温泉
  2. かよい湯治 一休・・・シンプルで、いかにも「湯治場」といった雰囲気の日帰り温泉
  3. 逗留湯治 羽衣・・・連泊からのみ宿泊可能な湯治施設
  4. じねん蕎麦 すくも・・・温泉水を使った手打ちそば

その中で、日帰り温泉施設があるのは「天山」と「一休」。前半は、まずその二つについて詳しく説明します。

多彩な施設を備えた「天山」

ここ、天山湯治郷のメイン施設と言えるのが、様々な施設が揃った「ひがな湯治 天山」。

初めて訪れる方はまず、この天山を訪れることをお勧めします。

「天山」の入り口で待ち受けるているのは、重厚な門構え。日帰り温泉というより、由緒ある和風旅館といった感じです。

暖簾をくぐると、どこか懐かしい蚊取り線香の香りが漂います。

この「天山湯治郷」。冒頭で紹介したように、様々な施設からなっています。

メインとなるのはもちろん、温泉

「天山湯治郷」の画像検索結果

 

画像出典 天山湯治郷HP

「天山」の天然温泉大浴場は、すべてが野天。屋外にあります。(一部屋根あり)

周りを取り囲むのは渓谷の深い緑。木漏れ日が差し込む中、遠い山奥の湯治場に来たかのような錯覚に陥ります。

渾々と湧き出る豊富な湯に浸かりながら、木々のささやきに耳をすませば、日常から解放されたひと時を過ごせます。

岩風呂、あつ湯、ぬる湯、上がり湯など、温泉浴槽だけでも様々な種類があるほか、温泉の蒸気を利用した天然サウナ、水風呂などもあります。

「天山」男湯

画像出典 井伊部長の温泉グルメ探訪

「天山」こだわりの新鮮な源泉掛け流しの湯。上がった後は芯から体が温まり、真冬でもしばらく汗ばむほどです。

そんなお風呂上がりには、囲碁将棋を楽しんだり、浴衣をレンタルしてくつろぐこともできます。

そして向かう先は、橋を渡った離れにある休憩どころ「ざしきぼっこ」

夜には離れへの通路も幻想的にライトアップ。

「ざしきぼっこ」は、須雲川のせせらぎを聞きながらくつろげる休憩スペース。

コーヒーを飲みながら、のんびり読書なんかいかがでしょうか。

また、食事処として、温泉しゃぶしゃぶなどの鍋料理が楽しめる「楽天」、素材の味の活きた滋養料理を味わう「山法師」があり、空いたお腹を満たすことが出来ます。

「山法師」で食事の際は、バランスよい献立の「山法師ごはん」(1600円)がオススメ。

他にも、カフェや売店、リラクゼーションなどがあり、「ひがな湯治」のコンセプト通り、丸1日ゆっくりと過ごせる場所なんですね。

また、貸座敷「離れ雲」(有料)を利用すると、通常客が入れない「奥の湯」(男女別)に浸かることが出来ます。

ただし、あくまでも貸座敷専用の浴場であって、プライベートで楽しめる「貸切風呂」ではありません。

 

営業情報

入館料大人 1,300円(入湯税・消費税込)
子供 650円(入湯税・消費税込)
入館受付朝9時~夜10時 閉館11時
定休日なし(但し12月中旬5日程度休館)
お電話0460-86-4126

引用 天山湯治郷HPより

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天山は12月中旬に施設点検などのため休館していることがあるので、その時期に訪問する際はHPなどで確認が必要です。

湯治場の雰囲気を味わう「一休」

つづいてご紹介するのが、「かよい湯治」をコンセプトにする「一休」です。

この「一休」、「天山」と同様、日帰り温泉を楽しめる施設です。

しかし、「天山」とは決定的に違う点があります。それは、「湯治」という目的にフォーカスを絞っていることです。

つまり、「一休」には食事や休憩所などの設備はありません。同じく、野天の温泉浴槽がいくつかあるだけで、サウナなどの設備も備わっていません。

「箱根 一休」の画像検索結果

画像出典 天山湯治郷HP

ホームページのキャッチフレーズには「樽風呂に、ただひたひたと湯が溢れているだけです」とあります。まさに、その通りです。

雄大な山々を眺めながら、ひたひたと湛えられたお湯に浸かり、身体を癒す。

質素で簡潔なこの「一休」ですが、まさに湯と向き合い、自分と向き合う、ある意味スピリチュアルな場所でもありますね。

そして、ゆったりと湯だけを味わう時間は、何よりも贅沢です。

天山湯治郷 かよい湯治一休

画像出典 じゃらん

「天山」と同じく、相変わらずそのお湯は絶品。物思いにふけっているうちに、溜まった疲れもどこかに飛んでしまいます。

ややマニアックといえばそうかもしれませんが、温泉好きにはたまらない場所ともいえるでしょう。

また、平日に限り、「はしご湯券」(300円)を購入すれば、「天山」との湯めぐりを楽しむこともできます。

営業情報

入館料大人 1,100円(入湯税・消費税込)
子供 650円(入湯税・消費税込) 1歳から小学生まで
営業
時間
平日: am11:00~20:00 (19:00受付終了)
土・日・祭: am11:00~21:00 (20:00受付終了)
定休日毎週木曜日
お電話0460-85-8819

逗留湯治「羽衣」

「湯治郷」を名乗るだけあって、ここ天山には湯治用の宿泊施設があります。

その名も「逗留湯治 羽衣」です。

連泊からのみ利用することのできる「羽衣」は、わずか8室のささやかな宿。

野菜や玄米中心の食事を楽しみながら、浮世離れした逗留湯治を日すがら楽しむことが出来る場所です。

「羽衣 天山」の画像検索結果

画像出典 天山湯治郷HP

 

 

営業情報

チェックイン3時
チェックアウト11時
宿泊料金1泊目9,000円(税別)
2泊目8,000円(税別)
3泊目7,000円(税別)
(朝食付 連泊からのお引き受け)
・4泊目からは1泊目料金に
・ご希望で夕食1,800円(税別)
定休日木曜日
駐車場7台
お電話0460-85-3926

じねん蕎麦 すくも

須雲川のせせらぎを聞きながら、手打ちそばを楽しめるお蕎麦屋さん。

苔むした道を分け入ったところにある、こじんまりとしたお店です。

温泉水を使った手打ちざるそば(780円)は、シンプルながら絶品です。また、とろろそばや鴨南蛮そばもオススメ。

お風呂上がりの体に、優しい蕎麦の味はぴったりです。

「自然蕎麦 すくも」の画像検索結果

画像出典 天山湯治郷 自然蕎麦すくも

営業時間

11:30~17:00(16:30 LO)

定休日

毎週木曜日と
毎月2回目・4回目の金曜日の月6日

出典 天山湯治郷HP

 

「天山湯治郷」利用の注意点

  • タオルは自分で持参するのがベター

天山には、タオルのレンタルなどはありません。色とりどりのバスタオルや、フェイスタオルも販売されていますが、あらかじめ自分で用意していくのがベターでしょう。

  • 備え付きのシャンプー類は必要最低限

天山湯治郷では、温泉の恵みに感謝し、その自然環境を守るということを大事にしています。ですから、用意されたシャンプーや石鹸は自然に優しいシンプルなものだけ。コンディショナーも、髪質を整えるためのクエン酸だけという徹底ぶりです。

そのため、通常のシャンプーと比べて使用感はあまりよくありません。

ですが、それも、川などの自然環境を守るためです。お気に入りのシャンプー類を持ち込むのもいいですが、自然に囲まれた環境の中、不便さを楽しんではいかがでしょうか。

  • 入れ墨をした利用者もいる

天山では、外国人の利用者も多く訪れることもあって、入れ墨・タトゥーをした方の利用を禁止していません

その為、刺青をした日本人の利用者も時々見かけます。(威圧感を与えないため、必ず「群れず」に一人で楽しむようにというルールになっています。)

始めてきた方は、びっくりするかもしれませんし、ちょっと怖いのは確かです。

しかし、お風呂はみんなで平和に楽しむ場所。いままで何度も利用してきましたが、とくにトラブルには遭遇したことはありません。

安心してお楽しみください。

土日はかなり混雑する

そんな天山湯治郷、穴場の雰囲気が漂う温泉場とはいえ、土日はかなりの人が訪れます。

やはり平日の夜などのほうが落ち着いて入れるので、ねらい目です。

 

まとめ

ご紹介したように、「天山湯治郷」は「湯治」をテーマにした温泉テーマパーク(?)。深い自然に抱かれて、極上のひと時を過ごすことが出来ます。

関東には、日帰り温泉施設は山ほどありますが、どこか懐かしさの漂う「天山」は、他にはない雰囲気を味わえることのできる関東屈指の日帰り温泉です。

平日の夕方からでも十分に楽しめる距離にある「天山湯治郷」。皆さんもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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