自宅と職場を往復する毎日が続いてしまい、すっかり更新が遠のいてしまっていました。
先日の話ですが、友人に貸していたiPad(Wi-Fiモデル)が久しぶりに返ってきました。国家試験の勉強中、iPadを持っていない友人を見かねて、僕が貸してあげたのです。
というのも、僕の家にはiPadが片手では数え切れないほどあります。やれ「miniなら白衣のポケットに入る」「Apple pencil使いたい」だの、「新色のゴールドがおしゃれ」だの、色々と買い集めているうちに、使い道に困るほどに増えてしまったのです。
現在4GモデルのiPadを運用している僕にとって、今更Wi-Fiモデルを返してもらっても特にメリットがありません。「何に使えばいいんだ?」と途方に暮れてしまいました。
そこで、前からやってみたかったある使い方をしてみることにしました。
そのインスピレーションは、東京都文京区にある「スパラクーア」。ラクーアのリラックスコーナーには、1人用のソファーが並んでおり、各々にタブレットが配置されています。
そのタブレットでは、席にいながら映画やマンガなどを自由に閲覧することができ、フードやドリンクの注文もお手の物。リラックスタイムの楽しみ方を変える、便利で革新的なサービスに感銘を受けました。
それと同じように、リビングにも一台、皆で共有し、手元で用事をこなせる端末があったらどうでしょう。イメージとしては、「居酒屋に置いてある注文用端末」みたいな感じです。
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幸いにしてスマートホーム導入済みの我が家は、照明からテレビまで、あらゆる機器をオンラインで操作可能。
そこで「iPad一台で、家全体を管理する」というコンセプトの元、余ったiPadに選び抜かれたアプリだけを入れ、「みんなが使えるリモコン」仕様にしてみました。(こういうのに憧れて)
スマートホームで家電を管制
まず、メインとなるのがこの機能。
自宅に導入しているスマートハブ「nature remo」のアプリからは、エアコンやテレビ、照明などの家電を一括して操作することが出来ます。
あらゆるリモコンの代わりをタブレット一枚でこなすことが出来るので、非常に便利。もうリモコンをリビングに置く必要はなく、これ一台で完結してしまいそうです。
「Remo」で管理されていない純粋なIoTデバイスは、Alexaアプリを導入して操作します。もっとも、電源のオン・オフといった操作は音声入力だけで十分操作可能なので、わざわざタブレットを開く必要もないのですが…。
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リビングのジュークボックスとして
次に思いついた使い方が、「リビングのジュークボックス」という使い方。
Apple Musicなどの音楽ストリーミングアプリを入れ、スピーカーと接続しておきます。
これ自体はスマホでも当たり前のようにできる機能ですが、「リビングに置いて共有する」という事に意味がありそう。
例えば、お客さんが遊びに来た時に「じゃあ、これで好きな曲かけていいよ」といった楽しみ方ができます。
家族や友人のお気に入りの曲をかけてもらい、リビングに音を満たす。それまで知らなかった、お気に入りの曲が見つかるかもしれません。
これまでは、誰かが遊びに来たときは「曲流したいの?スマホはこうやってペアリングするんだよ」という所から始まっていました。けれども共有の「スマートホームリモコン」であれば、誰かのスマホを接続する必要もなく、誰でも自由に操作することができます。
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お腹が空いた。デリバリーの中央窓口
家族や友人たちとで家で団らん中、「お腹が空いた」と誰かが言い出した。
そんな時、共有リモコンに出前アプリを入れておけば、注文に困ることはありません。
「UberEATS」「出前館」など、いろいろと入れてみました。
動画を大画面で。YouTubeをキャスト
Youtubeアプリを入れておけば、暇つぶしにも事欠きません。
Wi-Fiに接続されたテレビがあれば、タブレットからテレビへのキャスティングもカンタン。気に入った動画があれば、テレビの大画面で再生することが出来ます。
最新情報をチェック。一台で新聞代わりに
共有端末にニュースアプリやお天気アプリを入れておけば、最新情報をチェックすることができます。
リビングにかさばる新聞を置いておかなくても、これだけで十分。スタイリッシュにニュースを読むことが出来ます。
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まとめ
余ったiPadを題材に、「誰にも属さない、家全体の共有端末」という使い方を提案してみました。
今回紹介したアプリは、どれも決して特殊なアプリではありません。僕のスマホにも、普通に入っているものばかり。
何もiPadに入れて操作しなくても、自分のスマホで十分完結するものばかりです。
けれども、皆で共有する所有者フリーの端末があると、楽しみ方が広がります。
そして何より、たった一台で家電やエンターテインメント、情報など、「家のすべてを管制するシステム」が出来るというのは、SF映画のようで非常にクールですよね。
以上、完全に自己満足のような記事でしたが、「こんなライフスタイルもいいなあ」と思って頂ければ嬉しいです。
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