ユナイテッド航空のポラリスラウンジ
ユナイテッド航空が誇る最上級の空港ラウンジ「ポラリスラウンジ」。サンフランシスコやニューアーク、LAなど、全米の各主要空港に展開しているほか、2019年には成田空港にも建設されるそうです。
先日ヒューストンを訪れた際、たまたまポラリスラウンジを利用できる機会があったため、レビューしてみようと思います。
利用資格
最上級といえるポラリスラウンジの利用資格は厳しく、ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラスもしくはスターアライアンス加盟航空会社の長距離国際線ビジネス・ファーストクラス利用者のみが利用できるというもの。
私はANAのヒューストン→成田線のビジネスクラスを利用した際に立ち寄りましたが、当分利用できることはないでしょうね……。
場所
ポラリスラウンジの場所はターミナルE、ゲートE12番の付近。IAH空港内はとても広いので、移動には注意が必要です。
Eターミナルの案内板を頼りに進みます。
ポラリスラウンジの案内表示が見えました。すぐ横に、輝く北極星(Polaris)をモチーフにデコレーションされた玄関が現れました。
玄関で写真を撮っていたら、受付のお姉さんたちがすぐに駆け寄ってきて私の写真を撮ってくれました。ラウンジの受付なんてぶっきらぼうに「Boarding pass, please」と言うだけかと思っていましたが、予想以上に親切。ここで期待が高まります。
内部をレビュー
概観
内部はラウンジの大きさ的に中型~やや大型程度。だだっ広くはないですが、しっかりとスペースが仕切られており、各ブロックごとにプライバシーが確保されています。
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ビュッフェ
私が訪れたのはANAのヒューストン-成田便が飛ぶ早朝。ビュッフェには色とりどりの朝食が用意されていました。
ドリンクも多種多様に用意されているほか、もちろんホットドリンクもあります。
しかし、ここは最上級のポラリスラウンジ。これだけでは、ちょっと物足らない気持ちになります。
ダイニングエリア
そんな人にも満足できるのが「ダイニングエリア」。これはビュッフェ形式ではなく、レストランのようにアラカルト形式でオーダーして料理を作ってもらえるサービス。
こうしてみると、まるで高級レストランに来たかのような壮麗な雰囲気です。
半ばあっけにとられながらも、注文を取りに来たスタッフさんに朝食をオーダー。こちらのお姉さまも対応が素晴らしく、人懐っこい笑みを浮かべてキッチンに消えていきました。
注文したのはオムレツとマフィン。何と美しい盛り付けでしょうか。ラウンジで出てくる料理にしては、私が見た中では最高峰でしょう。
バー
さらに驚かされたのは、バーの完成度の高さ。普通ラウンジでは、お酒もセルフサービスの所が多いですが、ここはバーテンダーさんがサーブしてくれます。
ご当地のテキサスビールからオリジナルカクテルまで、ありとあらゆるドリンクを楽しめる洗練されたバー。感動のあまり、写真ばかり撮ったものの注文することを忘れていました。
ラウンドソファエリア
ソファ席は様々な種類があります。こちらは団らんに便利なラウンドソファのあるエリア。
1人がけソファ
キャメルの革と独特の曲線が美しい1人がけソファ。サイドテーブルが付いており、ドリンクを飲みながら外の景色を眺めたりするのにぴったりです。
プライベートソファ
こちらはプライバシー性の高い、プライベート仕様のソファエリア。ファーストクラスのシートを連想させるようなこのシートは、ラップトップなどでメールチェックしたりするのが似合いそうです。比較的人気で、私が来た時には多くが埋まっていました。
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その他エリア
他にも様々な形態の1人がけソファが沢山配置されており、座る場所には困りませんでした。
シャワー・デイベッド
ポラリスラウンジには、シャワールームやデイベッドが備え付けられています。シャワーならわかりますが、個室のベッドが準備されているのはすごいですね。
これらは「シャワースイート」「デイベッド」などと呼ばれています。
スタッフさんに要件を告げると案内してもらえますが、私は利用しませんでした。もちろん、必要なアメニティは揃っているようです。
トイレ
私がさらに驚いたのはトイレの清潔さ。
トイレは男女共同、全個室ですが、その廊下にはきらめく星々が広がっています。みとれてしまいそう。
洗面所も、大理石作りでまだピカピカです。海外のトイレは清潔感に欠けているイメージですが、ここは非常に綺麗です。
Wi-Fi・電源
ビジネスマンにとって不可欠なこれらのインフラですが、高速Wi-Fiはもちろん、あらゆる席に電源が設置されています。
これでお仕事の用事も安心ですね。
まとめ
ヒューストン国際空港(IAH)のポラリスラウンジは、2018年6月に完成が発表された最新鋭かつ最上級のラウンジ。
ラウンジというより、一種の高級レストラン&バーが無料食べ放題、といった表現が正しいかもしれません。
ご参考になれば幸いです、
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