UBER(ウーバー)とは
Uber(ウーバー)とは、世界500都市以上で展開するアメリカ初の配車サービス。
アメリカの都市などでは、タクシーに代わって主要な移動サービスとして人気を集めています。
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出前サービスのUber Eatsは東京など日本の大都市でも人気ですが、肝心の配車サービスはまだ知名度は低めですね。
どんなサービスなの?
サービスの種類
Uberには、様々なサービス形態があります。利用登録をしてスマホのアプリを導入すれば、簡単に配車が出来るのが特徴。
通常のタクシー配車サービスに加え、黒塗りのハイヤーを配車できるUberBLACK、白タクサービスのUberX、相乗りでお得に乗車できるUberPOOL、 UberXの高級バージョンであるUberSELECTなど様々。
2018年現在、日本では白タク(無資格のタクシー業)規制の関係上、タクシー配車サービスとUberBLACKしか使用できません。BLACKは料金も高めなので、あまり日常的に使う人がいません。
しかしUberの真骨頂は、格安で快適に移動できる白タクサービス「UberX」。アメリカでしばらく活用しましたが、タクシーには戻れないほど快適でした。
そもそも白タクとは?
「白タク」とは、車のナンバーが「白」、つまり業務用でない車で「タクシー」をするということに由来する略語。
要するに、タクシー業として認可されていない自家用車で、タクシーとしてお客さんを運ぶ業態のこと。
日本では現在、白タクは規制されており、違法とされてしまいます。
UberXやPOOL、SELECTは、ドライバー登録をした普通の人が運航する、いわゆる「白タク」に近い業態。
ドライバーは専用のアプリを入れ、審査とドライバー登録をすることで、好きな時間に配車依頼を受け、お金を稼げるというシステムです。
UberXの使い方
それでは、Uberの代表格であるUberXの使い方を説明します。
まずはAppStoreからUberアプリをダウンロード。
アプリを起動し、指示に従ってクレカ情報などを入力し、ユーザー登録をします。
「行き先は?」と聞かれるので、タップして乗り降りする場所を入力。
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現在地から乗ることもできますが、
地図でピンを刺してそこから乗ることもできます。
「完了」を押すと、周辺にいるUberの車たちがアイコンで表示されます。
チョロチョロ車が走っている様子は可愛らしいですね。
下のメニューから配車サービスを選択。(日本で撮影したため、UberXの指定はありません)
ここで特徴は、この時点で乗車地・行き先、ルートと値段が決まっていること。
運賃は距離や時間で算出されますが、配車前に大まかな価格帯が分かってしまいます。
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また、乗る地点と降りる地点を決めると、自動的にルートを決めてくれるので、運転手さんにいちいち行き先を説明する必要もありません。
依頼する配車タイプを選択し、「UberXを依頼する」という黒いボタンを押すと、
乗車地の詳細確定画面と、「配車を確定」ボタンが出現。
確定ボタンを押すと、自動で最寄りのUberドライバーにアプローチされ、ドライバーとマッチします。
マッチした後は車種・ドライバーの顔写真、プロフィールが表示され、車のアイコンで現在地と到着までの時間が表示されます。
緊張の初対面
ドライバーが普通の車に乗ってあなたの元にやってくると、緊張の初対面。
車種とドライバーさんの名前・風貌を確認し、自分の配車した車であることを確認して、車に乗り込みます。
私は、初めて乗ったときはやや緊張しました。
けれどもその後の流れは、本当に簡単。
ぼけっと座っているだけで、勝手に目的地に到着するからです。
運転手さんと雑談するもよし、ぼんやり窓の外を眺めるもよし。
目的地に着いたら、することは一つ。
”Thanks, have a good day”なんなり挨拶して、車を降りるだけです。
「あれ?お会計は?」と思うでしょうか。
実はUberでは、登録したカードで運賃が決済されるため、お金を乗車時に支払う必要はありません。乗車後、確定した料金が自動的にカードで決済されます。
要するに、乗り込んだら、あとは降りるだけ。言葉が通じない海外でも、びっくりするくらい簡単です。
ほぼ一言もしゃべらずに目的地に行けるので、まさに「男は黙ってUber」という感じですね。
失礼しました。
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料金もリーズナブル
しかもUberXの優秀なところは、タクシーと比べて料金が非常に安価なこと。たとえばタクシーでは50ドルほどかかる空港から都心部の区間が、30ドルちょいで行けてしまったりします。
だいたいタクシーの3割安から半額くらいの価格で行けるほか、深夜料金なども発生しないので、非常にリーズナブルです。
安全性は?
「白タク」の怖いところは、「安心なのか?」というところ。
日本でも知らない人の車に乗るのは怖いのに、海外ではなおさらです。
ただ、Uberに登録されているドライバーは犯罪歴などのバックグラウンド審査が非常に厳しく、厳選されたドライバーのみが運航できるというのがポイント。
またルートや料金もあらかじめアプリで決められており、勝手に遠回りしてボッタクリされる、といった心配もありません。
(問題があった場合は、乗車後にアプリの「過去の注文」から報告できます)
基本的に、心配するような要素はないと言ってよいでしょう。アメリカでスタンダードになるような移動手段ですから、それほど信頼を集めているということです。
ただしドライバーはあくまで人間。いつどんな魔がさすかは分かりませんから、100%安心とは言い切れません。
ですが、それはタクシーでも一緒です。
アメリカ行ったら「男は黙ってUber」
日本と違って、UberXは、アメリカではあらゆる都市で支持されています。
なぜなら、安くて、快適で、便利だからです。
日本で導入されない理由は、法規制の問題もありますが、もう1つに既存の業界からの反発があるのも一因。
これほど便利なサービスが入ってくると、タクシー業界は破壊されてしまうのは目に見えているからです。
気軽に配車でき、リーズナブルで、快適でストレスいらずの移動手段、「Uber」。
車社会であるアメリカを訪れた際には、今や絶対に外せないサービスといっても過言ではないでしょう。
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そんなUberを利用するためには、やはり日本にいるうちから登録を済ませておくのが得策。
(対応している都市の検索はこちらから)
空港に着いてからアプリを入れていては遅いです。
私は昨年アメリカのある都市を訪れましたが、Uberの便利さを知りませんでした。
そのせいで、アプリを入れておらず、空港のWi-Fiも繋がらず、もたついているうちに高額なタクシーに乗る羽目に(経験談)。
ですからぜひ、今のうちにアプリを入れておいてください。
登録時に招待コードを入力して頂くと、初回の乗車が5ドル割引になります。
招待コードは
「naotob3ue」
です。紹介のたびに紹介者、入会者双方に割引がもらえるというなんとも太っ腹な話ですが、こうしてマーケティングをするところがUberの広告戦略なんですね。
お読みいただきありがとうございました。
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