山下公園
横浜が誇るデートの聖地、「山下公園」。
休日にはたくさんの観光客や地元民が訪れ、ベンチや芝生でピクニックを楽しむ人気スポットです。
山下公園には、小型のテントを持ち込んで、今流行りの「テントピクニック」を楽しんでいる人もいます。
そこで気になるのは「公園のルール上可能か」ということ。中にはテント類の持ち込みを禁止している公園もあるので、マナーには気をつけたいところです。
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山下公園のルール
看板には「テント設営禁止」の文字
山下公園にはいくつかルールがあり、公園内にも注意喚起がされています。
実は、園内にある看板には「テント設営禁止」の文字がありました。
山下公園はテント設営禁止なのにテント設営してるバカ。#山下公園#横浜市 pic.twitter.com/WSbdUG9DOE
— ガマンダム (@gamandamu2929ky) February 14, 2021
休みの日の昼間にテントを張っている人はたくさんいますが、本当にダメなのでしょうか?
モヤモヤしてしまいました。
市役所に問い合わせてみた
疑問に思った僕は早速、市役所に問い合わせることにしました。
電話をしたのは横浜市の環境創造局南部公園緑地事務所都心部公園担当という部署(長い!)。
電話に出た女性が、「小型テントは持ち込んで良いの?」という疑問に丁寧に教えてくれました。
例えば地面に「ペグ(杭)」を打ち込んでテントを設置することや、木に結びつけたりするよう行為はご遠慮頂いています。
それから、芝生の保護の問題からも注意があります。同じ所をテントで覆ってしまうと(芝の種類によっては)ダメになってしまうことがあります。なのであまりに長時間のご利用は気をつけて頂きたいです。
なるほど、じゃあ常識的な範囲内での小型なポップアップテントの利用は問題ないということですね?
結論:モノにより可能
結論としては、1ー2名用程度の簡易的な日除けテントであれば設置しても問題なく、ほかの利用者に迷惑をかけない範囲で楽しんで良いようです。
地面や木に固定するような大型のテントを「設営」したり、長期間に渡って滞在、宿泊するといった行為はやめた方が良いでしょう。それはキャンプ場でやりましょうね。
早速やってみた
許可が下りたので、さっそく、夕暮れの山下公園にテントを持ち込み、近くのマクドナルドをテイクアウトして「夜のピクニック」を楽しんでみました。
使用したのは、Amazonで入手したこちらの簡易テント。2名は余裕で横になれるサイズとフルクローズ機能付き、15秒もあれば簡単に折り畳み•展開ができる気軽さが最高です。
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横浜港の絶景を望み、揚げたてのフライドポテトを片手に楽しむプライベート空間。そして席代は0円。超ローコストだけど最高な休日の過ごし方でした。
まとめ
ポイント
山下公園には、1-2名用の小型簡易テントであれば持ち込みできる。
テントのペグ打ち、木への固定などは禁止。芝生の保護にも注意を!
以上、「山下公園にテントは持ち込める?」という疑問の調査結果でした。ネットで調べてもはっきりとした答えが出てこなかったので、同じような疑問をお持ちの方に役立てば幸いです。
皆さんもぜひ、マナーを守って公園テントピクニックを楽しんでみてください。