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高校・大学野球応援に使われるブラバン応援曲を紹介!
TOKYO STORYオーナーの974と申します。今回は、野球の応援についての記事です。
最近、神宮球場に東京六大学野球を見に行く機会がありました。
それまで野球と言えば、プロ野球くらいしか見たことのなかった私ですが、見に行ってみて世界が変わりました。大学トップレベルの選手たちが繰り広げるプレーはもちろんですが、特筆すべきはその「応援」の凄さ。
「早慶戦」などの有名カードを除いては、動員数こそ少ないものの、各大学の応援部・ブラスバンドが繰り広げる応援合戦の盛り上がりは凄いものでした。
野球の応援と言えば、大学野球よりも高校野球が人気かもしれません。
記憶に新しいのが、2018年のセンバツ。準優勝した習志野高校は、吹奏楽部も全国有数の強豪校。応援の爆音がすごすぎて、周辺住民から苦情が来たと話題になりましたね。
「ダッシュKEIO」や「サウスポー」など、誰もが耳に覚えのある野球の応援曲たち。こうした応援曲は、ナイン達を励まし、敵の選手たちを震え上がらせ、時に試合の流れを大きく変えてしまう力があるようです。
私は最近、疲れたり落ち込んだりしたとき、そうした野球の応援曲を聴くようにしています。勇ましいメロディの応援曲たちは、聴くだけで眠っていた闘志に火をつけ、「ここぞ」の時に戦う気力を漲らせてくれるのです。
キザな言い方をするならば、それはまさに「人生の応援歌」。
野球選手だけでなく、社会で懸命に生きる私たちの背中を、逞しい馬力で押してくれる珠玉の応援曲たち。この記事では、そんな応援曲の神曲の数々を紹介してみたいと思います。
珠玉の応援曲・10選
1.ダッシュKEIO(慶應義塾)
「かっとばせよ! かっとばせよ! 勝つぞ~勝つぞ~〇〇!」という歌詞が有名なこの曲。人口に膾炙したこの応援曲は、聴けば誰もが知っている曲だと思います。
私はつい最近まで知らなかったのですが、この曲は「ダッシュKEIO」という慶應義塾の応援曲。1965年に登場した早稲田大学の「コンバットマーチ」に対抗すべく、六大学野球応援のために考案された曲です。
今でも、「野球と言えばこの曲」というほどの知名度と人気を誇る「ダッシュケイオウ」。神宮球場や甲子園はもちろん、ありとあらゆる野球応援の場で演奏される、まさにチャンステーマの金字塔です。
2.コンバットマーチ(早稲田大学)
慶應の「ダッシュケイオウ」の1年前に誕生し、日本野球のチャンステーマの先駆けとなったのがこの曲。早稲田大学が誇るこのチャンステーマは、今でも日本野球のチャンステーマを象徴する先駆者的存在です。
チャンスになると畳み掛けるように演奏されるコンバットマーチ は、まさに神宮球場の名物。この曲が流れた時の高揚感は、一度体験すると忘れられません。
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3.レッツゴー習志野(習志野高校)
吹奏楽の強豪、習志野高校吹奏楽部が誇る応援曲、「レッツゴー習志野」。これを初めて甲子園で聞いた時は(テレビですが)、テレビ画面越しにも関わらず鳥肌が立ったのを覚えています。
「美爆音」と称されるほどの音圧と迫力は圧倒的としか言いようがなく、あまりにスゴすぎて甲子園の周辺住民から苦情が来たそうです。
この曲が習志野高校をセンバツ準優勝にまで導いたと言っても過言ではない気がします。
初回からレッツゴー習志野!
耳が幸せ#習志野 #ブラバン #レッツゴー習志野 pic.twitter.com/hTFFufaL3L— 餃子 (@Ryoryoryo1819) August 9, 2019
4.不死鳥の如く(東京大学)
甲子園でもよく耳にするこの曲は、実は東京六大学野球出身の応援曲です。
その大学とは、強豪ひしめく六大学野球の中で、異彩を放つ東京大学です。世間では「弱い東大」と揶揄されがちですが、大学野球のレベルとしてはむしろ強豪。日本一の秀才たちが、野球エリート相手に堂々と戦っている姿は鳥肌ものです。
たとえ何連敗しようとも、格上相手に果敢に立ち向かう東大ナインには、まさに「不死鳥」という言葉がぴったり。この曲が流れると、球場全体が燃え上がるような、異様な雰囲気に包まれます。
「楽器を楽しむ日2019」吹奏楽ステージ〜日本特殊陶業市民会館
東邦高校野球応援
アンケート結果ランキング3位『不死鳥の如く』 pic.twitter.com/8O6KOSwFiO
— センターライン (@TOHOcenterline) August 4, 2019
5.若き血(慶應義塾)
言わずと知れた慶應の第一応援歌「若き血」。勇ましいメロディと力強いシンプルな歌詞は、六大学の第一応援歌の中でも格別な輝きを放つ、応援歌の至宝と言って良いほどの素晴らしさです。
【慶應志望の方へ】
若き血を一緒に歌おうじゃないか!— 3ヶ月で慶應逆転合格@さわ (@gokaku_keio) August 4, 2019
6.紺碧の空(早稲田大学)
「若き血」と並んで双璧をなすのが、早稲田の第一応援歌「紺碧の空」。この曲を作曲したのは、「六甲おろし」「闘魂こめて」「栄冠は君に輝く」など、数多くの伝説的名曲を生み出した天才・古関裕而氏です。朝ドラ「エール」のモデルであり、劇中にも登場するかも知れません。
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7.大進撃(早稲田大学)
続いては、こちらも早稲田大学の応援曲「大進撃」。ファンファーレに続いて、精鋭たちの華麗な進撃を思わせる、躍動感あふれるメロディが展開します。高校野球でも使われることが多いですが、本家本元のチアリーディングのキレにも注目です。
8.戦闘開始(東邦)
湘南乃風の「SHOW TIME」をアレンジした東邦高校の応援曲「戦闘開始」。アレンジした人が天才としか思えない、カッコいい応援曲に仕上がっています。前回のセンバツでは、東邦高校の友情応援に駆けつけた吹奏楽の名門、大阪桐蔭が完コピして話題になりました。
9.Gフレア(読売ジャイアンツ・金足農)
読売ジャイアンツのチャンステーマ「Gフレア」。今回紹介するのは、話題をさらった金足農業高校のアレンジです。本家のGフレアとはかなり毛色が違っていて、音量の強弱をつけているところが何とも不気味でかっこいいですね。
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10.タイガーラグ(秋田商業)
こちらも金足農業の応援で話題となった「タイガーラグ」。秋田の高校ではこの曲が数多く採用されていますが、下の動画、秋田商業の応援スタイルはジャズのリズムそのままのおしゃれな演奏。今まで紹介した曲たちとうって変わって、陽気なメロディが特徴ですね。
11.アフリカン・シンフォニー
本来は野球の曲ではありませんが、高校野球応援でよく使われる定番曲「アフリカン・シンフォニー」。アフリカの大地を思わせるダイナミックな演奏が素敵ですね。この曲は、夏の甲子園などでは聞かない日はないほどの鉄板ですね。
12.チャンス法政(法政大学)
こちらは東京六大学の一つ、法政大学のチャンステーマ「チャンス法政」。非常にシンプルな歌詞ですが、何とも言えない中毒性があります。(エンドレスバージョン作ったの誰や)
終わりに
いかがでしたでしょうか。今回は主に学生野球で使われているブラスバンドの応援曲を中心に12曲紹介してみました。
こうして振り返ってみると、「ダッシュケイオウ」「不死鳥の如く」をはじめ、日本で親しまれている野球の応援曲の多くは、実は東京六大学野球から来ているんですね。
高校野球の応援も、かつては六大学の応援歌のアレンジが多かったですが、最近は洋楽を取り入れてみたり、ポップスをアレンジしてみたりと、創意工夫が溢れていて飽きることがありません。
今年も高校野球が始まりましたが、各校の素晴らしい応援の数々をチェックしてみるのも、楽しみの一つですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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