はじめに
こんにちは。ブログ「TOKYO STORY」オーナーの974(@Tokyostory_blog)です。今回は、カーシェアについての記事です。
今の時代、「若者はクルマを持たない」というのが常識になってきています。僕もクルマが大好きですが、あえてマイカーは持っていません。
しかし、遠くに出掛ける時、重い荷物を運ぶ時、「クルマさえあればなぁ」という機会があるのも事実。
そんな時、カーシェアはスマホ一つで予約でき、手続きもなくカードやスマホのタップひとつで利用できるのでとても便利です。
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学生ならではの特典
そんな私は学生時代、カーシェア大手各社の学生プランに入会していました。
下に示したタイムズの料金プランを見るとわかるように、カーシェア会員は1,000円程度の月会費が必要になることが多いです。
その代わり、月会費分は無料でクルマに乗ることが出来るのですが、「年に何回かしか使わない」という人にとっては、これは厄介なシステムです。
プラン | 月額基本料金 | 無料利用料金(※) |
---|---|---|
個人プラン | 1,030円 | 1,030円 |
家族プラン | 1,030円 | 1,030円 |
学生プラン | 無料 | 0円 |
法人プラン | 無料 | 0円 |
出典 https://plus.timescar.jp/fare/basic.html
しかし、学生は例外。最大手の「タイムズカーシェア」や「カレコ」など多くの大手カーシェア会社は学生プランを用意しており、通常かかってしまう月の会費が無料になるのです。
私もこのシステムを利用して各社の学生プランを掛け持ちし、基本料金無料のカーシェアを活用していました。
ある気づき
私が大学を卒業する直前のことです。私は買い物中に、タイムズのカードが入った財布を落として紛失してしまったのです。
すぐさまカードを停止し、再発行しなければいけないのですが、手数料は「1,550円」ということ。カード1枚に1,550円も払うとなると、ちょっと逡巡してしまいました。結局「卒業したら学生プランももう終わるし、この際退会しよう」と思い立ち、退会してしまったのです。
けれども、私はある勘違いをしていました。
その勘違いに気づいたのは、カーシェア会社の利用規約を読んでみた時のことです。
タイムズ
入会月から4年間の月額基本料金が無料となります。 日本国内の学校法人の学生であることが条件となります。(学生証のコピーが必要です。)また、4
カレコ
学生なら月会費が4年間無料になります。学生証などの証明書類のご提示が必要です。
期間満了後はプラン変更や退会のお申し出がない限り、ベーシックプランまたは平日プランへ移行します。
なお、1会員につき1度のみの利用となり、期間の延長や再適用はできません。また、期間中は登録運転者の追加や、プラン変更ができません。
出典 カレコのカーシェア
ご覧いただいてわかるように、カーシェアの「学生プラン」は、実は多くが「入会から4年間有効」という決まりになっています。つまり大学4年生の3月に入っても、そこから4年間は学生プランが適用されるようなのです。
そこで、私の頭の中にはあるアイデアが閃きました。
「卒業直前にカーシェアに入れば、そこから4年間年会費無料なのでは……?」
そう、その通りなのです。まだカーシェアに入っていない方は、卒業間際にカーシェアの学生プランで入会さえしておけば「4年間」学生プランを満喫できるのです。
つまり、大学4年生や6年生にとって、「卒業直前の今」が、お得に入会するための最大かつ最後のチャンス!ということ。
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入っておいて損はない
無料で学生会員を継続できるのであれば、社会人になってクルマが必要な時に、月額無料でカーシェアが利用できるということです。
実際に利用してみた経験談ですが、カーシェアの会員資格を持っていることは非常に便利。
カーシェアのステーションは全国のありとあらゆる街にあり、会員になることで好きな時に好きな場所で利用できます。
言ってみれば、「日本中に自分のガレージがある」と言っても過言ではありません。お車をお持ちの方も、旅行などの際に使えますしね。
これが基本料無料で利用できるとあれば、利用しない手はないかな、と思います。
カーシェアを安く利用する裏技
さて、カーシェアを月会費無料で長く使う方法をお伝えしましたが、実は時間ごとに発生する利用料金を抑える方法が存在します。
カーシェアの利用料金は、大体15分ごとに150円〜200円程度の会社が多いです。
利用する際は「16時から45分間」と言った具合に時間を指定して予約するのですが、実はクルマ自体は、(会社によって異なりますが)予約した時間の10分から15分ほど前に利用開始できるのです。
これは運用の都合上設けられている空白の時間帯であり、「点検時間」だったり「緩衝帯」と言った意味合いがあるとされています。
カーシェアは、みんなが車を共有して使うサービス。ドアを開けてみたらクルマが故障していた、と言ったことがあれば、次のユーザに大きな迷惑がかかります。「空白の15分」は、そのための点検時間として用意されています。
また、あらかじめ利用者と次の利用者の間に15分ほどの空白の(予約できない)時間を設けておくことで、前の利用者の帰着が万が一遅れても次の利用者に影響が出にくいメリットもあります。
この緩衝帯をうまく利用すると、「自分が利用する時間の15分前からクルマが使える」ということになります。(もちろん、帰着の遅れなどがなくクルマが空いていればの話)
ちなみにタイムズの場合は15分前から、カレコでは10分前から利用できるそう。だから私がタイムズで1時間利用する時は、あえて「45分ぶん」だけ予約することで料金を節約しています。
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